食洗器というと水道工事や置き場所が必要だったりして、キッチンが狭くて広い置き場所がない我が家では無理だとあきらめていました。
しかし、最近は工事不要で簡単に設置できる食器洗い乾燥機がたくさん発売されています。我が家にも工事不要のコンパクトな食器洗い乾燥機を導入したので、徹底的にレビューします。
賃貸物件や狭い一人暮らしの家に住んでいる方でも簡単に導入ができます。
古い台所に設置した様子や洗浄の様子などを動画とともに紹介します。
エコジーの食器洗い乾燥機 DW01
コンパクトで工事不要、リーズナブル価格が特長の食器洗い乾燥機です。製品ページに記載されている特徴は以下となります。
- 6Dダブルスプレーシステム&多方向の強力なクリーニング
- 高温洗浄+残留温度+空気供給二重効果乾燥
- コンパクトで大容量&独立した箸とスプーンホルダー
- 5種の洗浄モードで汚れに応じて洗える
- 節水・節電
- 2種類の排水方法:シンクかバケツへ排水
- 工事不要簡単に使える
- 29分で高速クリーニング
細かい仕様などは商品ページで確認できます。
大きな段ボールで届きました。
段ボールに食洗器がすっぽり入っているので取り出すだけです。組み立てなどはありません。
大きいですが、女性一人でも持ち上げられる重さ(13キロ)です。
サイズは横42.8×縦45.8×奥行42.5㎝です。
テーブルの上にのせてみましたが、確かにコンパクトです。
本体以外の同梱品は
- 給水カップ
- 排水管
- 給水管←手動給水の場合は使わない
- フルーツボウル
- 説明書
フルーツボウルは果物などの洗浄に使えるようですが、今のところ使っていません。
下段には食器やコップ、上段には箸やスプーンなどを置くバスケットがあります。
説明書には日本語もあり、わかりやすく書かれています。
背面には、電源コードと給水/排水ホースの取り付け口があります。我が家は手動給水なので、給水ホースは使いません。そのため、つなげるのは排水ホースを取り付けるだけでした。5分もあれば設置完了です。
食洗器の設置がこんなに簡単だとは思いませんでした。
狭いシンクに設置しました!
こんな感じで台所シンクの右側に設置しました。
奥行は食洗器のほうが少し大きいためシンク側に若干はみ出ています。これでも安定しており、稼働させてもガタツキはありません。
もっとゆとりのある場所に設置したほうがよいのでしょうが、置き場所がここしかないのでギリギリのところに設置しました。
フタも開けて中身を入れても安定しています。
設置場所の注意点としては、食洗器を正面から見たときに右側にある穴から湯気がでるので、使用中はこの部分は壁などで塞がないようにします。
▼排水パイプはシンクの中に置きました
シンクから離れた場所に食洗器を設置する場合には、バケツなどを用意してその中に排水します。
使い方
自動給水と手動給水がありますが、我が家は工事不要の手動給水で使っていますので手動給水でのやり方を紹介します。
1.食器をいれます
大きな汚れは取り除きます。我が家では軽く水ですすいでから入れています。
2.洗剤をいれます
液体でも粉でもOKです。
ネット上で評判のよかったキュキュットの粉洗剤を買いました。
8g(スプーン1杯)を入れます。
3.給水します
手動給水の場合、上部に給水口から水を入れます(5リットル)。
水が十分量に達すると音で知らせてくれます。
給水カップ約4杯ですが、上部から注ぐのでちょっとと面倒です。
ダイソーで400円で販売されているポリタンクを使ってみたらかなり楽になりました。
4.モードを選択してスタートボタンを押します
標準、お急ぎ、エコ、強力、水洗いの5種の洗浄モードがあります。
我が家でよく使うのは「標準」と「お急ぎ」の2つです。お急ぎでもとてもきれいに洗浄できます。
操作ボタンは「電源」「モード切替」「スタート/一時停止」の3つのみなので、迷うことなく直感で操作ができます。
洗浄のしくみですが、庫内の底面と天井に回転式のノズルがあり、そこからお湯が噴霧されます。
▼底面のノズルのほうが大きくて噴射口も多くパワーがあります
▼天井のノズルは小さめです
▼洗浄中の動画です
使ってみた感想・レビュー
フライパンや鍋は基本入らない
コンパクトサイズなので入る容量は限られます。商品説明には4人用となっていますが4人家族にはやや小さいと思います(使用する食器の量によりますが)。
箸・スプーンを置く場所は上段に独立してあるので箸などは置きやすいです。
鍋やフライパンなどの大きなものは入りません。小さな鍋やフライパンなら入りますが、入れると他のものが入らなくなります。
お皿やコップなどは食洗器に入れてしまうので、鍋やフライパンなどの大きなものはシンクで広々と洗えます。すべてを手洗いするよりはかなり洗いやすいです。
洗浄力は十分ある
洗浄力は想像以上にあります。高温で勢いよく洗うので、手洗いよりもきれいに洗えていると感じます。水筒や急須など手洗いだと奥まで洗いにくいものもきれいに洗ってくれます。
急須は茶渋がすべてとれて、以前よりかなりきれいになりました!
▼水でさっと流しても取れなかった汚れのついたお皿をこのまま食洗器へ
▼汚れはきれに落ちます
上記は実験的に汚れが付いた状態で洗浄しましたが、予洗いをして汚れをとってから入れるのがベストです。
油汚れなどもきれいに落ちます。
50℃を超えるお湯を上下から噴出させて洗浄しているので、手洗いで洗うよりもきれいに汚れが取れます。強力モードに設定すれば最高75度の高温で洗浄できます。
汚れが乾燥した状態でこびり付いている場合は取れませんが、乾燥していない汚れであればきれいに洗いあがります。
乾燥機能は弱い
食器の置き方によってはかなり水分が残ります。乾燥機能は弱いです。
お皿などきれいに斜めにおいた食器はほとんど水分が残らず乾燥します。
タッパーなどは形状的に水分がかなり残りやすいです。
上段に入れた箸もひっくり返すと少し水分が残っています。
洗浄→乾燥した直後の様子です(動画)
食器の置き方を工夫することで水分の残りを少なくすることはできますが、すべてをカラッと完全に乾燥させるのは難しいです。
我が家では、夜に食洗器にかけて、洗浄が終わったら電源を切って、朝まで食洗器のフタを開けておきます。そうすると朝になるとほぼ乾燥しています。なので乾燥機はほとんど使っていません。
洗浄中の音は気にならない
食洗器を使うのが初めてなので他の食洗器がどれくらいの音がするのかわかりませんが、洗浄中の音は静かです。夜に使っても大丈夫です。
お手入れ方法
お手入れは簡単です。分解するような面倒なパーツもなく、週1回程度フィルターを水洗いするだけです。
底面にフィルターがあり、取り外して掃除することができます。
回すだけで簡単に取り外せます。
予洗いしてから食器を入れているため、フィルターに物が詰まっていたことは今のところありません。
下にあるステンレスのフィルターも取り外せます。
我が家では週1回程度、シンクで水洗いをしています。
まとめ
初めての食洗器なので他との比較はできませんが、非常に満足しています。
乾燥までいれると1時間以上かかりますが、その間はほったらかしでよいので本当に便利です。一度使ってしまうと手放せないです。
【2023年11月追記】約2年間使っていますが、トラブルもなく今も大活躍しています。2人暮らしで、通常は毎日1回使います。すごく便利です!
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