Amazonのスマートスピーカー『Echo Dot(エコードット)第3世代』を実家に導入しました。70代の母もすっかり気に入ったようなので、もっと早くに導入していればよかったです。
スマートスピーカーとは何か?
スマートスピーカーはAIスピーカーとも呼ばれる音声に対応した対話型のスピーカーです。「今日の天気は?」などとスピーカーに話しかけると、スピーカーから返事が返ってきます。
スピーカーに喋るだけなので、スマホが使えない高齢者でも簡単に使えます!
スマートスピーカーは様々な会社から発売されていますが、Amazonの「Amazon Echo(アマゾンエコー)」とGoogleの「Google Home(グーグルホーム)」が有名です。
本記事ではAmazonのアマゾンエコーについて紹介します。
Echoシリーズの種類
アマゾンから発売されているスマートスピーカーは「Amazon Echo(アマゾンエコー)」というシリーズですが、全部で8種類あります。
AIスピーカーの機能はどれも同じですが、端末のサイズ、画面の有無などが異なります。
1番売れているのは「Echo Dot(エコードット)」というシンプルなもの。実家に導入したのもこのエコードットです。コンパクトサイズで価格も安いので、とりあえずスマートスピーカーがどんなものか体験したいという方におすすめです。
次に人気なのがスクリーン画面がついている「Echo show(エコーショー)」。画面があるので、タッチ操作ができたり、ビデオ通話、動画視聴などもできます。小さいサイズのEcho show5と大きなサイズのEcho show8があります。
それぞれの詳細はEcho & Alexa(Amazon公式サイト)で確認できます。
Echo Dot(第三世代)を使ったレビュー
エコードットには時計がついているものとついていないものがありますが、時計なしのエコードットを買いました。
色は4種類ありますが、落ち着いた色の「ヘザーグレー」にしました。
同封物一式
- 本体
- ACアダプタ
- 取扱説明書
上記3点が小さな箱に入って届きます。
初期設定
エコーシリーズの設定、使用の際には常にインターネット環境が必要です。
最初の設定は、スマホにアレクサアプリをインストールして、アレクサアプリの指示に従って操作をしていきます。特に難しいことはなく、5分足らずで終了しました。
使い方
エコードット(スピーカー)に向かって「アレクサ、・・・・・」と話しかけると、本体のランプが青色に光って、アレクサが返事を返してくれます。
実家の母は、『アレクサ』という言葉自体をすぐに忘れてしまうので、本体に「アレクサ」と書いた付箋を貼っています(笑)。
例えば、
- アレクサ、今何時?
- アレクサ、最新のニュースを教えて
- アレクサ、明日の天気は?
- アレクサ、10分のタイマーをセットして
- アレクサ、黒柳徹子の年齢を教えて
- (音楽再生中に)アレクサ、この曲なに?
- アレクサ、80年代の歌謡曲をかけて
などなど、質問をするとアレクサが答えてくれます。天気・ニュースなど日常的なことは的確に答えてくれます。
途中でやめたいときは「アレクサ、ストップ」と言えば、アレクサは話すのをやめます。
難しい質問でアレクサが答えられないときは「ごめんなさい、その質問には答えられません。」などと愛らしい声でアレクサが謝ってきます。それもまた面白いです。
「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気予報、ニュースを読み上げてくれるなど毎日が楽しく、便利になります。
音質は悪くないけど、よくもない
エコードットは手のひらサイズでコンパクトなので、スピーカーの音質はそれほどよくありません。もちろん、ちょっとした会話やニュースを聞く分には問題ないレベルです。
ややこもった感じの音になるので、音楽を鑑賞する目的であれば外部スピーカーを繋ぐか、もっと音質のよいのを購入するのがよいでしょう。
アマゾンとの相性がよい
アレクサはAmazonのスマートスピーカーなので、当たり前ですが、アマゾンとの相性がよいです。アマゾンプライム会員ならアマゾンミュージックが聞き放題なので、アレクサをより活用できます。
曲名や歌手名を指定するとAmazonミュージックから探してかけてくれます。「アレクサ、〇〇のプレイリストをかけてというと、アマゾンミュージックのプレイリストが流れます。
また、「アレクサ、○○を注文して」というとアマゾンでの注文が簡単に出来てしまうらしいのですが、私はこの機能は使っていません(デフォルトではオフになっています)。注文はスマホやPCで確認してからのほうが安心だからです。
コミュニケーション機能は離れて暮らす親の見守りができる
アレクサにはコミュニケーション機能があり、アレクサアプリやエコーシリーズの端末から指定したデバイスに電話をかけたり呼びかけたり、メッセージを送ったりできます。
その中でも私が便利に感じているのが「呼びかけ」機能です。私がスマホのアレクサアプリから実家のエコードットに「呼びかけ」をすると、即座につながります。何も反応がないと、今留守にしているな、、、と推測できます。
エコードットだと音声だけの通話ですが、Echo showならスクリーンがついているので、呼びかけをすると、スクリーンに映し出された実家の様子を確認することができます。ちょっとした見守り機能の役割も果たします。
スマートリモコンがあるとさらに便利!
Echo Dotなどのスマートスピーカーだけでも十分使えますが、別売で『スマートリモコン』というものを購入すると、テレビや照明の操作などを音声で行うことができるようになります。
例えば、
- アレクサ、電気を消して
- アレクサ、テレビの音量を上げて
- アレクサ、クーラーの温度を下げて
などアレクサに話しかけることで家電操作ができてしまいます。要は、アレクサがリモコンの働きをしてくれるのです。なので、スマートリモコンがあると、これまで使っていたリモコンを使わなくなります。
スマートリモコンにはいくつかの種類があるのですが、私は「シンプルスマートリモコン EZCON」というのを購入しました。
EZCONを使って家電を操作している様子を動画にしました↓
Amazon Alexa認定商品なので、アレクサとの相性がよく、価格も安いのでおすすめです!
スマートリモコンがあると便利度がさらに上がります!
まとめ
一人暮らしの母が住む実家のリビングにアレクサを導入しましたが、高齢者でも簡単に使いこなせて役立っています。
AIとは言え、かなり優れた受け答えをするので、ひとり暮らしの高齢者のボケ防止にも役立っているのではないかと思います。
Wifi環境さえあれば簡単に導入できるので、自宅はもちろん、実家の親にプレゼントするのもおすすめです!
まずは試してみたいという方はお手頃価格のエコードットがおすすめです
↓
ビデオ通話などもしたいならスクリーン付きのエコーショーがおすすめです
↓
導入から2年たった感想/生存確認に使えます(笑)
アレクサを実家に導入してから2年以上たちました。一人暮らしの母はアレクサを完璧に使いこなしています。
実家のアレクサは私のアマゾンアカウントなので、パソコンやスマホからいつでもアレクサ履歴を確認することができます。
▼こんな感じで私のスマホから確認できます
これを朝晩確認していれば、電話などを頻繁にしなくても簡単に生存確認ができます。
電気をつけたり消したりはすべてアレクサでやっており、タイマーも利用しているのがわかります。
これまで1回だけ「アレクサが言うことを聞かなくなった」と母から連絡がありました。コンセントを入れなおしたらすぐに直りました。それ以外はトラブルもなく順調です。
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