高齢の母がauのガラケーを使っていましたが、2022年でガラケーが使えなくなるというので、auから格安SIMのOCN モバイルONEに乗り換えました。
auガラケーからOCN モバイルONEのスマホに電話番号を引き継いで契約しました。本記事では、申し込みから開通までの流れの実体験を紹介します。すべてオンラインで完結するので店舗に行く必要はありません。
この記事は以下のような方の参考になると思います。
- ガラケーからスマホに切り替える方法
- 番号そのままで他社へ乗り換え(MNP)方法
- OCN モバイルONEの契約の流れ
- OCN モバイルONEの利用開始手順
OCN モバイルONEとは
NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。月額880円(税抜)から LTE高速通信サービスが利用できます。
格安SIM、格安スマホとも呼ばれるMVNOサービスにおいては老舗で、一時期は格安SIMのシェアNO1だったそうですが、現在は様々なMVNOサービスがでてきたのでシェアは減って3位になっています。それでも速度が速いなど評判はよいみたいです。
>>https://service.ocn.ne.jp/mobile/
端末セットがお得
単品SIMと端末セットのプランがありますが、端末セットだとキャンペーンで端末がかなり割引になることがあります。
OCN モバイルONEを契約する予定は全くなかったのですが、端末セットで申し込むと最新のスマホAQUOS Sense4(SIMフリー版)が18,000円になるというキャンペーンを知り、AQUOS Sense4の購入が目的で契約しました。
さらに他社からの乗り換え(MNP)で5,000円割引、オプション加入で1,000円割引されるので、12,000円でAQUOS Sense4を購入できました。
母親はスマホなら何でもよいと言っていましたが、バッテリーの持ちがよくて、おサイフケータイがついていたほうがいいだろうと思い、AQUOS Sense4にしました。
申し込みの流れ①auでMNP予約番号を取得する
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を利用することで、携帯電話会社を乗り換えても同じ電話番号をそのまま使えます。
番号を引き継いで乗り換えするためには、『MNP予約番号」を取得する必要があります。取得は無料です。今回はAUのガラケーからの乗り換えのため、auでMNP予約番号を取得しました。
MNP予約番号を取得するには、
- 店頭に行って手続きする
- 電話で教えてもらう
- スマホ、ガラケーからネットで取得する
MNP予約番号を取得する専用の番号があるので、電話でするのが一番てっとり早いと思います。電話の場合、10分位で取得できるとのこと。
今回はガラケーからEZウェブ接続で取得しました。「TOP→auお客さまサポート→ 申し込む/変更する」から手続きができました。
案内に従ってチェックをしていくだけなので、とても簡単でした。解約にかかる手数料などの説明もあり、チェックする項目が多かったですが、それでも5~6分位で終わりました。
申し込んだらすぐにMNP予約番号がメールに送られてきました。
MNP予約番号は取得してから2週間有効です。有効期限以内に、移転先で開通しなければ無効となります。その場合には再度取得する必要があります。なので、MNP予約番号は申し込む直前に取得するのがよいでしょう。
申し込みの流れ②OCN モバイルONEに申し込む
OCNモバイルONE(gooSimseller)の公式サイトから、音声SIMと端末のセットを申し込みました。希望のスマホ、プランをクリックしていくだけなので特に難しいことはありません。
※音声対応SIM(電話とネット)で一番安い月額1,180円のプランにしました
OCNモバイルONEの契約には「goo ID」が必要となります。すでに持っている人はgoo IDでログインすると基本情報を入力しなくて済むのではないかと思いますが、goo IDを持っていなかったので、画面に従ってgoo IDをその場で作成しました。
goo IDを作成して、まず端末の購入手続きをしました。そして次にOCNモバイルONEの申し込み画面に進みます。基本は画面に沿って必要事項を入力していくだけなのですが、SMS認証で少してこずりました。
携帯電話の番号を入力して、携帯におくられてきたSMS認証コードを入力して本人確認をするのですが、SMSコードが届かないのです(au携帯)。何度かやってもダメなので、楽天モバイルで使っている電話番号にしたら、無事に認証コードを受け取ることができました。SMS認証コードが届かない場合は、別の携帯番号宛に送信すると解決すると思います。
申込時に必要な情報としては以下を準備しておけばスムーズです。
- メールアドレス
- クレジットカード番号
- 身分証明書
- MNP予約番号(番号を引き継ぐ場合)、有効期限
身分証明書は免許証かマイナンバーカードだとそれ1枚で済みますが、保険証などの場合は補助書類も必要です。なので免許証かマイナンバーカードがおすすめです。
今回は母が使うスマホのため、母親の名義で申し込んだので、母親に説明しながら一緒に申し込んだので、なんだかんだで20分位かかりました。普通にやれば10分位で終わると思います。
申し込み内容はPDFでダウンロードできます。
申し込みの流れ③端末とSIMカードが届く⇒開通
11/28に申し込みました。12/3に発送連絡メールが届き、12/4午前に佐川急便で届きました。申し込みから到着まで6日でした。申し込んだのが土曜日だったので、実質は4~5日といったところです。
まずは、番号を引き継ぐためのMNP開通手続きをします。
OCNのサイトでOCNメールアドレスとパスワードを入れてログインして、『MNP開通の申し込み』というボタンを押したら完了でした。あっという間(数分)でできました。
MNP開通手続き終了後、スマホにSIMカードを入れます。
スマホはフル充電されていたので届いてからすぐに使うことができました。
日中の時間帯であれば、『申し込み後すぐに開通』と案内されていましたが、30分位しても開通しませんでした。チャットサポートに相談しようと思いましたが、その前にスマホを再起動させてみることに。
スマホを再起動させたら、すぐに開通しました。
電話やSMS、ウェブサイトなども見れるようになりました!
電話は30秒10円のOCNでんわを何度か試してみましたが、音質も問題なくクリアな声で聞こえました。
通信速度は東京郊外で何回か測定しましたが、20Mbps前後でています。格安SIMなので都心での通勤時間帯などは遅くなるのかもしれませんが、母親が使う分にはまったく問題なさそうです。
利用開始
シャープのAQUOS Sense4(SIMフリー版)の割れ防止フィルムとケースも注文していたので、それらを取り付けて、70代後半の母親にレクチャー。
現在使い始めて1週間が経過。
モバイルsuicaも入れてあげたら、買い物はモバイルsuicaを使っています。都内であれば、たいていのお店でsuicaが使えるので、モバイルsuicaは重宝しているようです。
データ使用料は1週間で0.15MB程度です。家ではWIFIを使うので、データ通信を使うのは毎日散歩で1時間位外出するときくらいです。そのときもスマホで写真を撮る程度なので通信料はほとんど消費しません。1GBのプランで余裕で足ります。たいていのシニアは格安スマホの1GBプランで十分でだと思います。
AQUOSセンス4についてはコチラの記事に書きました。
auを解約したことで困るのはauのキャリアメールでのみやり取りをしていた人との連絡。その人たちへはSMSで「auを解約したので、auのメールが使えなくなりました。LINEできます。」といった感じの内容を個別で送信しました。そうしたら全員からLINEをやっているとの連絡があったので、LINEの招待アドレスを送りラインでつながりました。なのでauのキャリアメールがなくなっても困ることはありませんでした。
ガラケー内の電話帳データはSDカード経由で簡単にスマホへ移行ができるようですが、電話帳の登録人数が20人程度だったので手動で入力しました。
以上、高齢の母親のガラケーからスマホへの変更が無事できました。母はガラケーよりスマホのほうが使いやすいと言って気に入っているのでよかったです!
すべてオンラインで行いましたが、やってみたら意外と簡単でした。わからなかったらチャットサポートを使おうと思っていましたが、サポートを使う必要もなく順調にできました。
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